草月アートセンターのグラフィックデザイン展
デザイン専門古書店Pagina(パージナ)では、店内スペースを用いての初めての企画として、草月アートセンターのイベントの際に製作されたポスター、パンフレットを中心としたグラフィック作品を展示・販売するイベント「草月アートセンターのグラフィックデザイン」を行います。武満徹と杉浦康平の共作ににる図形楽譜をはじめ、いずれも質の高い実験的な作品で、草月アートセンターのもっていた異様な熱気を伝えてくれるものばかりです。ぜひこの機会に古書店という書物と親密な空間でご覧になっていただければと思います。 出品作品 草月アートセンターとは 1957年に赤坂に開設され、1969年に幕を閉じた草月アートセンターは、華道家・勅使河原蒼風の息子で自身も画家である勅使河原宏を中心になり、当時の若い芸術家の自発的な発表と交流の場として設立されました。現代音楽家ジョン・ケージの伝説的な初来日公演をはじめ、現代音楽、映画、アニメーション、パフォーミングアーツ、ジャズの先鋭的な公演が開催され1960年代の日本における前衛的な芸術の発信地として機能していました。 日時 : 2006年6月16日(金)- 7月7日(金) |